なんちゃってA106 制作記2 ヘルメット加工 - ぎんてんのロボ工房    

2018年11月20日火曜日

なんちゃってA106 制作記2 ヘルメット加工

アトム・ザ・ビギニング なんちゃってA106制作記2

作りながらブログなので、またここからグダグダ、ブログを書いていきます。

最後、完成したらトップページを完成動画に差し替える予定なので、興味ない人はトップページだけでいいかもしんない(笑)。

2018/11/16時点で、外形制作、構造をどうするか?、パーツの選定、勉強しながらのコントローラ、全てに悩みまくって、なかなかすすみません(汗。
はたしてちゃんと出来上がるのか?時々心が折れそうになりますが、見てくれている人がいそうなのが励みです。

プロでも何でもない素人が試行錯誤して作って行くのがポイントで、同じように何か作っていきたいと思う人の参考になるものがあれば(笑)とも思う。

制作記1からの続きでヘルメットの流用から
思いつきはいいとして、さてどうしたもんか?と。
何となく形が似てるとはいえ、とっかかりが分からない(笑)。
実イメージともう少し合わすために、形を色んな方向から眺めてイメージを確定させました。
一番イメージに合いそうな角度を探す為に、紙でベースぽいものを張って、顔のイメージ作って、またいろんな方向から眺めて・・の繰り返し。

外形模索
位置のイメージが決まった段階でとりあえず穴埋めにふみ切りました。
が、パテ埋めもそんなやったことないから、どっから手をつけたらいいもんか(笑)
穴を埋めてもスポッとしたに抜け落ちたら意味無いし。
タミヤのエポキシパテやセメダインのエポキシパテが、昔からプラモで使ってて使用感や硬化後のイメージが分かりますが、コーナンでいろんなパテ見てロックタイトのエポキシパテがいろいろ使えそうと、目に入ったのでコレにしました。
(サーフェスキーボード分解編で、ロックタイトというメーカー初めて知りましたけど、
接着剤落としが結構使えたのでロックタイト気に入った)


使用したパテ
でも、結局エポキシパテはエポキシパテなので、タミヤやセメダインのパテでも良かったかも知れない。比較してないから、そんなに違いは分からないです。
二種類の粘土のような物をこねてパテをつくるけど、扱いやすさ、固まった時の硬さに
手の汚れやすさ(笑)、そんなに違いはないかと。硬化後、心なしかロックタイトが一番硬いような気もしたけど。
とにかく、穴だらけのままではハナシにならないので、パテが重みで落ちないように
ガムテープ(ガムテって)で抑えてパテ塗りを。
分厚くはみ出すと後でヤスリがけが大変やし、かといって固まってから陥没でてやり直しなんかありえへんから、抑え込みながらやや厚めで、硬化後スッポ抜けたりしないようにヘルメットに引っかかる程度に盛り付けをしました。
(ちなみにパテ後の感じですがすっぽ抜ける感じもなく、上手くヘルメットと一体化した感じで硬化してくれました。)
パテで穴埋め
で、今度は当然表面をキレイにしないといけないんですが、穴多いし、面積広いし、パテ硬いし(アタリマエ)。する前からにウンザリ(笑)。

パテ盛り 裏

そんなにプラモ作ったりするわけでもないから、さてサンドペーパーってどうすればいんだっけ?確か目の粗いのから、順番に細かく使用やったよなーと。で何番ぐらいがいるんだっけ?一体どれを何枚づつどれくらい買えばいんやっけ?と分からないことばかり。
とりあえずコーナンでサンドペーパーコーナー行ってみたらありました!
めんどくさがりにうってつけの商品が(笑)。
コーナンサンドペーパーセット
耐水ヤスリ12枚セット!400番3枚、800番3枚、1000番3枚、2000番3枚。
今って便利な物があるんやな~と感心。値段も数百円やし。
取り合えず、これで試してみてもっと粗いのが必要か、これくらいの組み合わせで大丈夫なのかやってみようと即購入。
400番からちぎってやってみましたが、まぁなかなか苦労すること。こんなもんなのか?
サンドペーパーの目がすぐなくなってしまって、ひたすら根気との闘い。
ロックタイトのパテの説明書きに「ヤスリがけ、穴あけ、塗装は60分後に行ってください」「最終強度は24時間」とあったけど、硬くなりすぎたのだろうか?
60分後なんて無理だっつーの。
結局、鉄ヤスリでもう一度ギリギリの表面までけずり、又400から実施、で800、2000と順番にかけていって、最後は塗装の為に1000番、2000番で黒のプラスチック部分も磨きました。
サンドペーパーがけ完了
これでベースが出来上がったので塗装!と行きたいところですが、穴ぼこがなくなったので、もう一度イメージの確認。
写真撮ってエクセルで下絵のようなもの作って、どれくらいの位置に塗装。
どれくらいの大きさのパーツがいるかイメージを決定しました。
イメージラフ。それっぽい?

最初にも書いてますが、高価な機材も無いし、可能な限り高額な部品の手配なんて到底できひんので、自分の中で妥協点を見いだせるイメージに近い部品をとにかく探してます。
それはコーナンだったり、100均やったり、電気パーツの店やったり、はたまたコンビニですら(笑)。なんか使えないか?何か使えないか?と常に目を光らせています(笑)。
その為、まさか商品作ったはこんな事に使われるとは思っても見なかったであろうという
が結構出てくると思います(笑)。

選択 ゴム加工
ットに対して、目のパーツを探さないといけない。
の外形イメージでこれくらいの大きさが欲しいと、ある程度の候補は見つけてきて、
100均でピンポンとか、ボーリングゲームのピンとか買って合わせてみて、

も大きさがょっと足らなかったりなんかイメージにそぐわなかったり。
A106の目ってシーンによって、筒っぽかったり、真ん丸だったりするような気もするんですよね。
ヘルメットの大きさと形に対して、目の位置と大きさにも考えて最終的にこれにしました。
灯油の蓋?
本来の使用と全く別の使い方(笑)本当にまさかこんな事に使われるとは思っても見なかったであろう商品です(笑)。
何の商品かすらわからんでイメージに合いそうというだけで買いました(笑)。
目の位置調整
イメージラフ図を基に一旦塗装して。(シャンプーするみたい)。
顔ベース塗装
ちなみにマスキングですが、ヘルメットは曲面が一強いので、一般のマスキングと併用してタミヤの曲面用マスキングテープも使用して隙間から塗装が入り込まないようにしています。こんな便利な物があるのも初めて知った・・


で又、目のパーツの確定を検討。
快栓キャップ、最初にイメージ合わす為にカットしたんだけど、穴広すぎ、長さ短すぎで
どうも合わないので、買い直しました。
これでいけるとふんで、ホルソーというでっかい穴あけ工具を使って穴を開けました。
これが先の写真の状態です
眉毛みたいなやつはまだどうするか決めかねているので、100均のキラキラテープでごまかしてます。一応メタルっぽいし(笑)
塗装、穴あけ
他に良さそうなパーツも見つからないので、目は快栓キャップやけど材質がム・・・。先のカット失敗品で切るだけども大変でした。硬いし切れ目が荒くなり、かもヤスリ効かない。塗装もどうなん?って

ゴムってネットで調べてもヤスリも塗装も無理ってしか出てこない。
しかしやっと見つけたイメージに合いそうなパーツ。これを諦めるわけにはイカンので、
何がなんでもやるしかない!
上の目の位置調整写真で、ちょっと目穴を広く開けすぎたし、カットしてヘッド部と合わなくなったので買い直しました。
形はそのまま流用するとして、ゴムに名称が刻まれているのでそこをまずは削りました。
カッターでちょっとずつカット。これだけでもかなり根気のいる作業・・・
このゴム硬質なので、ちょっと刃いれるだけでビヨーン。しかもなかなか切れない・・・
なんとか名称は削り落として、目穴は普通の丸ヤスリ(下写真 右)で削りました。なかなか削れないけど、全く効果ないもんでも無いです。要は諦めない事(笑)。
ドリルもためしたけど、あんまり意味なかったです。
ゴム加工
サンドペーパーに至ってはさらに意味無かったですね。
情報少なくても、何か方法を探さないといけないので人身御供でこんなものも試してみました。
これもやっぱり思ったほど効果は無かったけど、最終仕上げ程度には役立ったような気がします。(気がするって)

目の塗装

目の加工が終わったら当然塗装。
これもゴムの塗装の情報無いんで、ほぼダメ元チャレンジでやって見ました
だってネットで探しても、”無理”という情報が多くて。
見つかった情報だと、染めQという商品を使う。煮る。ミッチャクロンという商品を使う。ゴム用塗料というのもあるらしいですがヘルメットがタミヤカラースプレーを使用しているのでメーカー統一の方が色合いが安定しそうやから、ミッチャクロンっていうのを試してみました。
個人的にはまぁいい感じになったと思う。
既にyoutubeに状況をアップロード済みなので、興味ある人は参考にしてもらえればと思います(笑)。

そんなこんなでようやく、ほぼ外形が出来上がりました。
外形組み上がり
首元は機構部です。次回は機構部についてかな。まだ機構部も試行錯誤中やけど。



2巻のあらすじと感想

1巻でA106ロボットレスリングに参加したA106
予選を勝ち進んだA106が決勝戦で対戦した相手は毎年優勝している軍神マルスというロボット。
A106の予想外の強さにマルスも本気を出して、超振動カッター、超振動ジェットやら奥の手を出してきて単純なロボレスリングの参加ロボットではなく、軍事企業のデモンストレーションでの参加が発覚する。
(ここで自分はプラレス三四郎のエルウラカンを思い出してしまうんですね。古い人だから(笑)。同じシチュエーションだったのよ)

ボロボロに壊されて追いつめられるA106がロボットでありながら、人間のような自我を描かれてきていますのでものすごく悲愴感を誘います。
クラッシュ寸前で不思議な決着がついてしまうんですが(何故かは読んだ人にしかわからない)、
その後のA106の修理の中で、ベヴストザインシステム(自我をもったAI)の始まりというか、夢を見るような形でA106が自己を客観的に見つめる姿と、相手とコミュニケーションを取りたいが、どうとっていいか分からない。
何も得られない孤独のまま破棄されてしまうのだろうかという感情の目覚めを感じます。
この辺がただの戦いの漫画ではない、鉄腕アトムの前身を描いていますが、ロボットに感情が芽生えるのかといったテーマを感じます。


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